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工事請負契約の印紙代一覧

分離発注/オープンシステムでは各専門工事業者の方々と施主が直接工事請負契約を結ぶ。
「契約会」と称して各専門工事業者を一斉に集めて大々的に行う場合もあれば、必要になった時点でその都度契約を行う場合もある。やり方はパートナーを組む建築家/設計事務所によって様々ではあるが、施主と専門工事業者が直接工事契約を結ぶことには変わりない。

個別に契約を行うため、当然印紙代もそれぞれに必要となる。以下にその一覧を示す。

【契約印紙代を節約するには】

工事請負契約の印紙代一覧(2012/01 時点)
赤字が軽減措置(*)適用後の金額。
(平成17年3月31日まで)(平成19年3月31日まで)(平成21年3月31日まで)(平成23年3月31日まで)(平成25年3月31日まで)

  • 工事請負契約金額が100万円以下
    → 印紙代は200円
  • 工事請負契約金額が100万円を超え、200万円以下
    → 印紙代は400円
  • 工事請負契約金額が200万円を超え、300万円以下
    → 印紙代は1,000円
  • 工事請負契約金額が300万円を超え、500万円以下
    → 印紙代は2,000円
  • 工事請負契約金額が500万円を超え、1,000万円以下
    → 印紙代は10,000円
  • 工事請負契約金額が1,000万円を超え、5,000万円以下
    → 印紙代は20,000円 → 15,000円
  • 工事請負契約金額が5,000万円を超え、1億円以下
    → 印紙代は60,000円 → 45,000円
  • 工事請負契約金額が1億円を超え、5億円以下
    → 印紙代は100,000円 → 80,000円
  • 工事請負契約金額が5億円を超え、10億円以下
    → 印紙代は200,000円 → 180,000円
  • 工事請負契約金額が10億円を超え、50億円以下
    → 印紙代は400,000円 → 360,000円
  • 工事請負契約金額が50億円を超えるもの
    → 印紙代は600,000円 → 540,000円

  • 契約金額の記載の無い契約書 → 1通につき印紙代は200円

FさんOfficeの場合は、この「契約会」を工事進捗に合わせて数回にわけて行う(少なくとも本projectでは)。
契約前にNさんがあらかじめ金額を教えてくれていたので、上記金額一覧を知らなくても問題は無かったが、契約に関する基礎知識として知っておいて良いと思う。

…ちなみに、ハウスメーカでの一括請負契約の場合と、分離発注/オープンシステムでの個別請負契約の場合の、契約印紙代総額を比較すると…
多くの場合、ハウスメーカでの一括請負契約の方が安くなる。
(一般的な住宅を1,000万-5,000万と想定)

*印紙税の軽減措置


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